歯周病治療

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歯周病から歯を守るには?

歯周病は歯を失う一番の原因です

歯周病は現在、歯を失う一番の原因と言われています。歯周病が進行すると歯茎の腫れが悪化して、歯と歯茎の境目(歯周ポケット)が深くなりますが、さらに進行すると歯を支える骨(歯槽骨:しそうこつ)が溶けて歯がぐらつくようになって、ものをきちんと噛むことができなくなって、最終的に歯が抜け落ちてしまいます。

「おかしいな」と気づいた時には進行していることも

「おかしいな」と気づいた時には進行していることも

歯周病は初期にはほとんど自覚症状が現れません。そのため、「おかしいな」と気づいた時にはすでに進行してしまっている場合があります。こうした歯周病から歯を守るためには、3ヶ月に1回程度のペースで定期メンテナンスを受けることが大切です。定期メンテナンスを受けることで早期発見・早期治療がはかれるようになり、大切な歯を歯周病から守ることができるようになります。

歯周病が影響するのは口の中だけ?

全身の健康や安全な出産にも影響をおよぼします

歯周病は歯を失うことに繋がるだけでなく、全身の健康にも悪影響をおよぼすことがわかっています。特に関連が深いとされているのが糖尿病で、糖尿病の方は健康な方と比べて2倍以上歯周病にかかりやすく、血糖コントロールが悪くなると言われています。また最近では妊婦様が歯周病になると、低体重児・早産のリスクが7倍以上高くなるとされています。

歯周病を予防することは全身の健康を守ること

歯周病を予防することは全身の健康を守ること

全身の健康にも影響をおよぼす歯周病を予防することは、全身の健康を守ることに繋がります。「歯を失う一番の原因」というのも注意しなければいけない点ですが、「全身の健康にも影響する」ということも知っていただき、意識的に予防に取り組んでいただければと思います。

岩本デンタルクリニックの特徴は?

院長は「日本歯周病学会認定医」です

院長は「日本歯周病学会認定医」です

当クリニックの院長は「日本歯周病学会認定医」で、歯周病の基本的な治療から専門的な治療まで幅広く対応しています。また、日本臨床歯周病学会が監修した歯周病と全身疾患に関わる書籍の執筆に参加するなど、歯周病が全身疾患へおよぼす影響も重要視しています。

歯周組織再生療法にも対応しています

歯周病が進行して歯槽骨が溶けてしまった場合、それを回復させるために「歯周組織再生療法」という治療が必要になる場合があります。当クリニックではこの再生療法を行っていて、重度の歯周病にも適切に対応いたします。

主な再生療法
エムドゲイン

患部にエムドゲイン・ジェルを塗布することで、歯の発生過程に似た環境を再現することができます。こうして初めて歯が生えた時と同じような強固な付着機能を持つ歯周組織の再生をうながして、健康な歯周組織を取り戻します。

リグロス

保険適用の再生療法で、成長因子を使用して歯周組織の再生を促します。保険が使えるので費用が抑えられます。

GTR

GTR(Guided Tissue Regeneration:組織再生誘導法)法とは、歯周病の進行を抑制するだけでなく、失った歯周支持組織を再生させる方法で、部分的に溶かされた歯槽骨を取り戻すことができるようになります。

骨移植

歯周組織を回復させるために、自己骨や人工骨を移植して溶けた歯槽骨を回復させる方法です。自己骨の場合、下顎の別の場所から移植します。神経や血管の通っていない部分を選んで移植するので安全です。

歯周病を予防するためには?

「プロケア」と「セルフケア」の両立が大切です

歯周病を予防するためには、歯科クリニックでのプロケアと並行して、ご自宅でのセルフケアを行うことが大切です。どちらか一方だけではだめで、両立させることが重要なのです。

主なセルフケアの方法としてプラークコントロールがあります。プラークコントロールとは歯垢(プラーク)を調節・管理すること、つまり歯周病の直接の原因である歯垢の増殖を抑えて、歯周病を予防するというものです。そのためにも正しいブラッシングを毎日行うようにしましょう。

プラークは食事のたびに歯に付着しますので、毎食後、歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスなどで丁寧に除去してコントロールしましょう。ただし、すでに歯周病が進行している方は歯周ポケットが深くなっていて、ここに溜まった歯垢をご自身で取り除くのは難しいので、歯科クリニックのプロケアで取り除いてもらうようにしましょう。